毒親にはなにも伝わらない！自分は信じてもらえないと早々に諦めた理由

とのちゃんの毒親シリーズです。

タイトルの通り、毒親にはなにを言っても伝わりません。

私がなにか発言したことに対して、肯定してくれた記憶がないんです。

と、同時に、肯定してくれないとわかっているので
私は早々に親に対して自分の気持ちを伝えることはおろか
自分の話すらをしなくなりました。

きっとそんなことも気付いてないんでしょうね～…。

毒親にはなにも伝わらない！早々に諦めた過去。

思い返してみると、
この出来事がきっかけだったから何も言わなくなった。
というわけではありません。

毒親育ちの方はわかってくれるとおもうのですが
少しずつ、毎日の何気ない会話から

と気付くんですよね。

小学生、中学生あたりではそう思うようになっていたので
普通に考えて、普通じゃないです。(笑)

何かで怒られ、怒鳴り散らされた時に、こちらも
泣き喚きながら対抗した記憶も何度かあるのですが…

• 「誰のおかげで家に住まわせてもらってるとおもってる？」
• 「この家は○○(私)のものなのか？」
• 「自分で働いて自分で生活してから文句言え」
• 「気に食わないなら出ていけ」

未成年、自分で稼げもしない年齢の子供に言うべきでしょうか。
そしてこのセリフに関しては、私が伝えたかった事の返答になっていません。

毒親は、

子供が必死に伝えようとしたことにも
的を得ていない回答・どうにもならない事に話を逸らす。
こちらの事はすべて文句・言い訳と決めつける。
こちらが何も言えないような内容で詰めてくる。

小学生や中学生の子供にこれを言って優越感なのでしょうか？
自分の事を何も話してこなくなった娘に対して何も感じないのでしょうか？

感じないんですよね。

気持ちを受け止めてくれない毒親にはなにも話さなくなった。

いつかわかってくれると思いましたが、その日は来ませんでした。

何度か、自分の心境を伝えたことがあります。

その言い方が嫌だ。2人が喧嘩しているのは嫌だ。私が何言っても否定される。
そんなことを伝えた結果、案の定否定されました。(笑)

何気なく会話した日常会話でさえ、怒られるポイントがわからないので
普通に話すことすらもなんにも楽しくないのです。

親と話すことが楽しくないけど楽しそうに会話するという態度を習得しました。

毒親はとにかく否定から入る。やはり何も言わないのが最善。

私は中学校の頃、学校に行けない時期がありました。
今思えば、学生の頃によくあるようなターゲットが定期的に変わるいじめですが

「いじめられる○○(私)に原因がある」

言い切られたことを覚えてます。

え？？？？
誰が誰に言ったのそれ？？？？
学校行けなくなってる娘が？？？？
いじめられてると勇気持って言ったのに？？
いじめられるお前に原因がある？？？
え？？？親が娘に？？？？？

今思えば、なんでも否定されてきたなあと思います。

そして、毒親育ちではない人たちからよく言われるのですが、

はい。そうなんです。

けど、普通の親がいる方には想像はつかないでしょう。

言わないで勝手に行動した後の1000倍になって返ってくる
めんどくささを！！！

そして毒親も気付いていないのです。

親に気持ちを表明することはしない、けれど
行動は事前に説明しないといけないという矛盾が生じます。

毒親はとにかく文句ばかり言う

とにかく否定から入るのは父親だったのですが、
とにかく文句ばかり言ってくるのは母親でした。

父親に対しての文句はほぼ毎日言ってましたね。私に。

誰が両親のお互いに対しての文句を聞き続けて楽しいのでしょうか？？
両親ですらなくても文句言い続ける人と一緒にいれないですよね？

例えで、さきほど書いたいじめられていた時期にします。
いじめられてたと打ち明けた当初、体調不良のため病院には連れて行ってくれてた母。
それ以外にもお腹が弱かった私は結構な頻度で病院に行ってました。

病院に連れてってくれるなら毒親ではないのでは…？

でも、母親は私に毎回こう言うのです。

• 病院連れてくの本当に疲れる
• 病院連れてってるんだからいい加減良くなれば？
• こういうのはいつも母親だけが負担になる、父親はどうのこうの…
• はぁ～～～疲れる！！！！

そんなこと言われたら、こんな思考回路になるのって自然ですよね？

いじめられる私が悪い
具合が悪い私が悪い
でも自分でもどうにもならない

そんな状態で毎日楽しい～♪と思う方が難しすぎませんか…？

おそらくそのころの体調不良は、まぎれもなく精神的な面だったので
とにかく悪循環だったのだと思います。良くなるわけないです。

毒親は喧嘩ばかり？子供の前でも平気でバトルの日々

私の親は、本っっっっっっっ当に喧嘩が多かったんです。
私も巻き添えを喰らったり、喧嘩してイライラしてる2人のサンドバックになったり。
イライラしている母親に無視され続けたり、部屋から一切出てこない父親。

私がいる空間で平気で大喧嘩しますし、車の中、店だって。
いなかったとしても、2人のあからさまな態度に察します。

布団何枚かぶったって聞こえてくる怒鳴り声や
ドアを力強く閉める音にびくびくして泣いてたり。
泣いてるところを見られたらそれにもイライラされたりするので
必死に泣いてるの隠したり、一人でにこにこしたり。

大人になって知りましたが、普通ではないそうですね。

その頃は、そんな毎日が一刻も早く終わってほしくて
早く寿命こないかなあなんて考えてました。

今になって客観的に考える事ができるようになりましたが、

子供がこんな気持ちで生きているということに対して
微塵も気付けない親って、とても可哀想だなあと思っています。

【まとめ】毒親は話が通じないから早々に諦めた

否定と文句と喧嘩三昧のトリプルパンチは私の心を閉ざしました。

親の顔色をうかがい続け、言われた事だけをこなし、余計なことはせず、言わず、
自分の気持ちを押し殺し、うん。そうだね。わかった。の繰り返し。

母親から聞く父親の文句は、うん、そうだね。
父親から聞く母親の文句も、うん、そうだね。

そして、私も何度か挑戦しました。

そう思った頃の私はまだまだ幼かったんだなと今になって思います。
謝るわけないんです。そりゃそうだ。期待した私が悪い。
謝れるのであれば子供に悪影響なことばっかりしてたって自ら気付きますって。

諦めるのと、毒親から離れるのは早くてなんぼだと思ってます。

理解してもらおうと頑張るだけ、自分だけの労力と精神すり減らすので。

ただ、諦めたのであれば、離れることがセットになると思います。
諦めたのに一緒にいるのは、自分だけが辛いです。

親意外にも、自分の味方になってくれる人はたくさんいます。
親以外にも、自分のことのように喜んでくれる人はたくさんいます。
親以外にも、自分と一緒に幸せ探してくれる人はたくさんいます。